興味を惹く”番組名”と”肩書き”の重要性 │ プロデューサーKONが教えるポッドキャストのコツ

この記事では、PitPaのポッドキャストプロデューサーKONが制作しているポッドキャスト番組
『ポッドキャストが出来るまで』で紹介している情報を記事として掲載しています。

今回は「興味を惹く”番組名”と”肩書き”の重要性」についての記事です。

番組作りは”番組名”を決める時点で始まっている

まずは番組名について解説していきます。

リスナーが新しくポッドキャストを聞く時に何をキッカケに聞くのか?

検索>おすすめ表示>外部SNSからの流入>ランキングの順番です。
Appleで個人の番組が急激に順位が伸びてる時は大体「新着と注目」これに載っているからです。

「新着と注目」に掲載されると、TOP200に入りやすくなります。(掲載期間が終わるとランキング圏外になる事も多いです。)おすすめに表示されるという事は、リスナーの目に触れる機会が飛躍的に増えます。その時に意味の分からない番組名だと興味を持ってもらえません。

よくあるポッドキャストのタイトルで◯◯FMやラジオ◯◯などは、番組名だけでは番組の中身まではイメージ出来ないので、リスナーには、どんな番組なのかイメージさせる事が出来ません。

おすすめに表示されていて聞いてみよう!と思うパターンは2つ。

・芸能人やミュージシャンなど、 “自分が知っている有名人が始めた番組”
・どんな話をしているか気になると思う『番組名』or『アートワーク』or『放送者の名前』

 

つまり、一般人がおすすめから聞いてみようと思われるには、「番組名見ただけで内容が分かる」が最強!これに尽きます。

TOP200で個人が入ろうとするなら、まずは「番組名見ただけで内容が分かる」にしましょう。

変なタイトルつけて良いのは圧倒的なネームバリューを持ったパーソナリティーだけです。

「肩書き」がある人とない人の説得力

続いて”肩書き”についてのお話です。僕の場合は”ポッドプロデューサー”になります。

僕が運営している番組『ポッドキャストが出来るまで』は「ポッドプロデューサーがポッドキャストを作る上で大事にしている事や作ってて見つけたナレッジを公開していく番組」です。

 

では、僕の肩書きがタクシー運転手だったとして、「タクシー運転手がポッドキャストを作る上で大事にしている事や作っていて見つけたナレッジを公開していく番組」だった場合、リスナーは興味を持って番組を聞くでしょうか?

専門家でも無ければ他に別の番組をやっている訳でも無い人の専門的な話を5分以上聞く意味はどこにあるのでしょうか?

肩書きは、「番組を聞いてみよう」と思うきっかけに影響することがわかります。プロフィールには、自分の属性がわかる内容を書くべきなのです。

話す内容と職業などの肩書に関連性が薄ければ、ポッドキャストで喋っているジャンル+自分の属性でも充分です。

<例>

漫画のポッドキャスト→月に20冊以上漫画買うアラサーの〇〇

雑談系ポッドキャスト→阪神タイガースを応援しづける北海道民〇〇です。

あなたが”どんな人”で”どんな話をするのか”。「番組を聞いてみよう」と思うフックになるような肩書きを最初の自己紹介にいれてみてください。

そうすれば確実にあなたがどんな人間なのかを理解した状態でリスナーは番組を聞いてくれるので、再生完了率は絶対に上がります。