PitPaでは、Podcast番組制作のサポートを行っております。
収録・編集などの技術的なサポートはもちろん、精緻な分析やマーケティングによる、人気番組になるまでのグロースサポートも実施。国内外の事例を参照し、実際に自社番組でテストした最適な手法で、人気番組の制作をお手伝いします。
こちらのブログでは、自社制作番組で実際にテストした事例と、その結果によって見いだしたPodcast制作で大切にすべき考え方についてご紹介してまいります。今回は、Podcastのランキングに入るための施策についてお話します。
Podcastランキングに入ることのメリットとは
まずはじめに、Podcastランキングに入るメリットについてお伝えします。
Podcastランキングに入るメリットは以下の2つです。
・実績として残すことが出来る
・認知度やリーチを広げることが出来る
まずは、「実績として残せる」というメリットについて。
Podcastの人気を証明すべきタイミングは多々あります。例えば、スポンサーをつけたい時。現在は、一般ユーザーのPodcast配信でもスポンサーをつけて発信する事例が増えています。また、番組内で広告を配信したり、スポンサードエピソードを制作することは、今現在限られているPodcastのマネタイズ手段として有効です。
番組にスポンサーをつけるためには、番組の人気度を証明する必要があります。その時に「◯◯ランキング▼▼位」という成績は、定量的な実績となるのでとても有効に働きます。
それ以外の機会でも、自分が運営しているPodcastが多くの人に聞かれているという紹介をしたい場合、ランキングで残した成績は、わかりやすい実績になるでしょう。
また、ランキングは各プラットフォームで紹介されているので、リーチを広げ、認知度を高めるきっかけにもなります。多くのユーザーは、自分がいつも聞いている番組を聞いた後、新しく聞く番組を探すはずです。その際、ランキングも必ず参考にされるでしょう。
Podcastは、認知を広げるのが難しいフォーマットです。拡散機能もなければ、レコメンドされる機会もまだまだ少ない。だからこそ、少しでも知られる機会を増やすことや、表示される画面を広げることは大切です。
また、Podcastのランキングに入ることは、YouTubeの急上昇ランキングなどに入ることよりも比較的簡単(2021年現在)。もし少しずつリスナーが増えているPodcastを運営しているならば、挑戦する価値はあるでしょう。
Podcastランキングに入るために試行錯誤したアレコレ
それでは、今回の記事の主題である、Podcastランキングに入るための試行錯誤についてお話します。
1.番組関連の投稿がバズったら、そのチャンスを活かすべき!
以前このブログでも紹介しましたが、番組関連のSNS投稿がバズったときには、そのチャンスを活かすべきです。バズった投稿に番組URLを貼り付けてみたり、番組に興味がありそうなユーザーに声をかけてみたり。
地道な活動ですが、それによって視聴ユーザーが増え、こちらの番組もランキングに入りました。以降、この番組は、継続して数ヶ月以上人気番組としてランキングに入り続けています。
10~20代を中心に大人気!「100円で買い取った怪談話」がTwitterバズから日本トップ10のPodcastになった話
詳細は上記のブログを御覧ください。
2.カテゴリランキングを観察する。
総合ランキングに入るのが一番効果が大きく、リーチも広がりやすいですが、カテゴリランキングに入ることも実績になることがあります。
SpotifyやApple PodcastのTOPページには様々なカテゴリランキングがあります。「アート・エンタメ」「ビジネス」など、Podcastが所属するカテゴリに付随するランキングもあれば、「サクッと楽しむ」など、Podcastの一本の長さに関連するランキングなどもあり、ランキングの種類は多様。まずはこのランキングに入ることにチャレンジしてみてもいいかもしれません。
3.Spotifyランキング入りに挑戦!!
弊社ディレクターのkonさんがSpotifyランキングに入るための方法をnoteで公開。Spotifyランキングに入るには、◯◯が必要だった……?!ランキング入りに必要な、詳細な数字まで公開しているので、必見です。
最も大事なのはコンテンツ。ただし、ランキング入りはチャンスになる。
これまで様々なランキング攻略法を紹介してきましたが、ランキングに一瞬入ることは簡単でも、継続的に人気番組になるには、やはり面白いコンテンツを作っていくことが重要です。Podcast番組制作の基本は、ユーザーの声を聞きながらより良いコンテンツを作っていくことに変わりはないでしょう。
しかし、知られる機会の少ないPodcastにとって、ランキング入りは大きなチャンスになります。良い番組を作ったら、知られるチャンスづくりに挑戦してみるのは大きな価値を生むに違いありません。
その他、PitPaではTikTokの活用など、様々なチャレンジを継続的に行っています。その結果は今後もブログなどでご紹介していくので、是非引き続き御覧くださいね。