PitPaでは、Podcast番組制作のサポートを行っております。
収録・編集などの技術的なサポートはもちろん、精緻な分析やマーケティングによる、人気番組になるまでのグロースサポートも実施。国内外の事例を参照し、実際に自社番組でテストした最適な手法で、人気番組の制作をお手伝いします。
こちらのブログでは、自社制作番組で実際にテストした事例と、その結果によって見いだしたPodcast制作で大切にすべき考え方についてご紹介してまいります。今回は、番組開始後すぐの離脱を防ぐ番組作りについて記載しています。
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検証番組:気になる特殊職業の世界
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Podcast配信の結果を分析してみると、気になるのが “開始5分での離脱”。番組を聞くリスナーが最初に離脱するポイントです。この5分の壁を乗り越えれば再生完了率は大きく改善します。
様々な番組を無料で自由に聞ける現代では、試し聞きをしたリスナーを惹き付ける最初の数分が重要。実際に、YouTubeなどでは、最初にハイライトを見せている動画も多く見られます。しかし、PodcastでもYouTubeと同様にこのハイライトは必要なのでしょうか?
ハイライトよりも、さらに短い引き込む工夫を
スーツアクターや散歩屋、ストリッパーや熱波師など、一風変わった職業に就いて働く人達にインタビューした内容を2週にわたって配信する『気になる特殊職業の世界』。今回はこの番組を活用して、番組冒頭数分の内容の重要性について検証しました。
▲冒頭ハイライトがあった回の1~5分完了率 平均85%
▲冒頭ハイライトを削った回の1~5分完了率 平均91%
結果、冒頭のハイライトを削除した回の方が、番組の継続再生率が高いことがわかりました。ハイライトに変わっていれたのが、リスナーが興味のありそうなトピックについての会話。Podcastをはじめて”試し聞き”する人は、最初の1分で番組の内容を把握していることがわかっています。
小さな差異が1~5分再生完了率を5%以上変えるほど、冒頭数分の内容は重要です。
リスナーは、新しい番組を聞く際、タイトルとアートワーク、そして詳細を見て番組を聞き始めます。だからこそ、そういったリスナーが「次の1分も聞こう」と思わせる構成にすることが大切です。
次回以降の『Podcastヒットの秘訣』では、”冒頭5分の壁”を乗り越える番組構成の工夫についてもご紹介します。