採用広報に効く!ポッドキャストで使える鉄板エピソード4選 | オウンドポッドキャストインタビュー by PitPa

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企業のオウンドポッドキャスト制作を手掛けるPitPaが運営する『オウンドポッドキャストインタビューbyPitPa』。こちらの番組では、企業が配信するポッドキャスト「オウンドポッドキャスト」の作り方のノウハウなど、有益な情報をお届けしています。また、PitPaブログでも、その内容を一部編集して公開してまいります。

今回の記事では、採用目的で使える鉄板エピソードについてお話した回をご紹介できればと思います。

採用広報ポッドキャストが最近増えています!

オウンドポッドキャストが会社の採用広報にかなり効いているというお話をよく聞くようになりました。

ポッドキャストを聞いて興味を持って応募してくださる方が増えたとか、応募してきてくれた人がポッドキャストを聞いて会社の理解が深まり、本当に入社したくなってくれたという話を聞いて嬉しくなることも多いです。採用広報目的でポッドキャストを配信する企業さんも、増えてきている印象があります。

私たちPitPaでは、採用広報ポッドキャストの制作支援をさせていただいています。その中で、ポッドキャストで使える鉄板テーマみたいなものが見えてきましたので、お話できればと思います。

採用広報ポッドキャスト鉄板テーマ ① トップが語る会社の現在地

まず1個目はトップのお話ですね。

社長だけではなく、トップ層の方にお話してもらうエピソードを作るのがオススメです。

トップ層の方が、今どんな思いで事業をやっているのかという話がメインになります。ただ、単純に思いを話すだけではなくて、時系列に沿って過去の振り返りから、現在地としてはどんなところにいるのか、ここから先数年でどういうところを目指して運営していこうとしているのかをお話するのが良いと思います。

また、今足りないと感じているものは何なのか、これから必要とするものは何なのかということを赤裸々に話していただくのも大切ですね。

どんな思いで事業を経営していて、今どんなフェーズにいる会社なのかということを、転職する方々は非常に気にされているかなと思います。

トップの方のお話は、日々日々内容が変わっていくかなと思いますので、できれば半年に1回、少なくとも年に1回など、定期的にやっていくのがいいかなというふうに思います。

採用広報ポッドキャスト鉄板テーマ ②入社後のキャリア

2つ目として、入社後の実際のキャリアについて職種ごとに知ることができるエピソードをつくるのも大切です。これも非常に候補者から「聴きたい」という意見が多いです。

実際、入社後にどんなキャリアを歩むことができるのか、仕事をしていく上でどんなスキルが必要なのか、どういった交友関係ができるのかを聴きたいという声が非常に多い。

その職種で5年から10年働いた時に、どんな人物になっているのか皆さんかなり気にしているようです。ポッドキャストでは、実際に各職種で働いている人が実際に話している声を届けることができます。

採用広報ポッドキャスト鉄板テーマ ③評価制度

3つ目は、実益的な面で評価制度が気になるようです。

ホームページなどで公表している企業も多いと思うんですけれども、候補者の皆さんが聞きたいのは評価をする側ではなく評価をされる側の声のようです。

ですので、一般社員の方が入社後に評価をどういうふうに受けているのか、評価についての満足感やどういう意見を持っているのかをお話できるとよさそうです。

評価制度を公にすることで、その会社が実際に何を重視している会社なのかというところも見えてくると思います。なので実際に評価制度がどのように運用されているのか見極めたいと候補者の皆さんも考えているんじゃないでしょうか。

場合によっては、評価制度が見えることによって合わない人も見えてくるとは思います。評価をする側の人ではなく評価される側の人の現実的な話を公開することで、マイナス面があると感じられるかもしれないんですが、完璧な評価制度はないというのはどんな人でも理解はしていると思うんですよね。そこにミスマッチがあると早期の離職にもつながるかなとも思います。

音声の良いところとして、長尺を聞いてもらえることで文脈を持って話すことができる、それによって、賛否両方ありそうな内容も一方的にすごくマイナスな内容として伝わることが少ないというところがあります。ですので、人によってはマイナスに感じる内容も赤裸々に話すことで、カルチャーマッチした人が入社してきてくれるようになるんじゃないかなというふうに思います。

採用広報ポッドキャスト鉄板テーマ ④社員座談会

そして4つ目ですね、これを入れるかどうかはちょっと考えたんですけども、社員さんの座談会も鉄板エピソードかなと思います。

誰を出すのかっていうところは会社によっても変わってくるのかなとは思うんですけれども、社員さんの座談会ってやっぱり一番その会社の雰囲気が出ると思うんですよね。どこまでギャグを言っていいノリなのか、あとは論理的な思考性を持っている人がどれくらいいるのかとか。

座談会を聞いて入社してくれた社員さんは、「カルチャーや雰囲気が非常によく分かった」とおっしゃってくださいます。ためになったコンテンツとして、座談会は採用候補者の皆さんからも「是非作ってほしい」と要望が上がってくるエピソードですね。

ある調査からも、「採用候補者の皆さんが知りたくても知ることができなかった会社の情報」として「社風や雰囲気」というのが挙げられているんですね。この「社風や雰囲気」っていうのを知ってもらう手段としてポッドキャストの座談会はかなり有効ですので、これもぜひ取り入れてほしいテーマかなと思っています。

採用広報ポッドキャストのテーマを探すコツ

ここまで4つほどテーマについて話したんですけれども、それ以外に、どんな話をしたらいいのか詰まったら、弊社でお勧めしているのは新入社員の方にアンケートをするということです。

直近で入社してきている方だったり、あるいは業務委託とかで関わっている方でもいいかなと思うんですけれども、そういう方たちに、会社に入社する前にどんな情報があれば会社のことがよく分かったと思うかヒアリングしてみると、定性的な情報にはなるものの参考になると思います。

また、すでにポッドキャストを配信されている会社さんの場合は、新しく入社された方でポッドキャストを聞いているという社員さんがいましたら、その方に「一番思い出深かったエピソードは何ですか」と聞くのも良いかと思います。入社後も覚えているようなエピソードって、よっぽど印象深かったか、ためになったコンテンツだと思いますので、もうすでにエピソードとして公開していたとしても、アップデートしたり、他の人が登場するエピソードをつくったりすると有効かなと思います。

社員の座談会や、入社後のキャリアの話は、いろんな方に登場してもらいながら、全体的に会社の雰囲気というのを知ってもらうというのも重要かなと思いますので、今回ご紹介したテーマで複数コンテンツ作ることも可能かなと思います。

PitPaではブランディングやマーケティング、採用などを目的としたポッドキャスト番組の支援を行っております。今回のように、番組のテーマの企画を考えたり、そこから台本も作ったりするお手伝いも可能ですので、もし何かお困りのことがありましたらPitPaのホームページのお問い合わせからお気軽にご連絡いただければと思います。